第一次大戦終戦記念日
祝日。フランス語では L'armistice で文字どおりには「休戦記念日」だが、一時的な戦闘休止を意味する trêve と違い、終戦条約締結を前提した戦闘終結を意味する、実質的な終戦記念日。
第一次大戦の生き残り兵士はフランス全土で15人以下。
La France ne compte plus que quinze survivants de 14-18
LE MONDE | 08.11.04 | 14h38 • MIS A JOUR LE 09.11.04 | 09h42
第一次大戦の生き残り兵士は高齢のため、今年のパリでの終戦記念式典には一人も列席しない。国防省は、直接の戦闘参加者たちから、記憶することの義務を引きつぐために努力。
Cette année, aucun de ces "poilus" rescapés, désormais trop âgés, n'assistera aux cérémonies du 11-Novembre à Paris. Le ministère de la défense s'apprête à prendre la relève des acteurs directs du conflit pour assurer le devoir de mémoire.
第一次大戦中の兵士は愛称で「poilu 毛むくじゃら」と呼ばれる。毎年この日になるとTVに生き残りの老人が出演するが、それがもう全国で15人。去年は36人いたという。終戦時の1918年で18歳だとすると今年104歳。
この戦争でフランスでは140万人の兵士、20万人の市民が死んだ。世界全体で800万から1000万人の死者。