もう一つのワールドカップ WM200Sex

WM 2000Sex ワールドカップ 2000SEX
Berliner Kourier 09.06.2005

サッカーをわくわくして待っているのは男たちだけではない。娼婦たちも営業におあつらえ向きの機会を待っている

ベルリン発 − サッカー・ワールドカップ2006(Zweitausendsechs)

男性の大部分がなんともう来年6月のキックオフにじりじりしている。そして、世界じゅうのビジネスチャンスを求めるレディーたちも喜んでいる。何千人ものサッカー好きの、そして何よりビール好きの男たちが集まるところでは、セックスでひと稼ぎできるからだ。ベルリンではすでに娼婦たちの殺到に備えて準備をしている。

だそうです。次を読むと、もう、すでに対策案が定まっているらしい。

約4万人の娼婦がワールドカップにあわせてドイツに入ってくると、専門家は見積もっている。

「ワールドカップはすばらしいひと稼ぎの可能性を与えてくれる。そこでは、よい商売ができるだろう」とベルリンの売春婦組合 HydoraのKatherine Cetin氏は語る。

よい商売...とはいうが、いろいろな理由からおおっぴらに白昼堂々街の中でいそしむわけにはいかないものだ。

そのためケルンやドルトムント(ワールドカップの6試合が開かれる)といった大都市では、すでに具体的な計画を仕上げた。この両都市では、ワールドカップの際には、「鳥の巣箱 Vögel-Häuschen 」なるもの−−だいたいどんなものかは想像がつくか−−設置する予定であり、そこで娼婦たちは自由に安心して接客できるという。

ケルンではすでに3年来、街頭での売春行為の代替に、「業務ボックス」が試験的に用いられている。

中道派で経済問題担当市参事のディルク・ランプレヒト氏(CDU)も「これは、ワールドカップ時のベルリンにとっても賢明なアイディアだ」とし、「男女が動物園のようなところで芝生の中に姿を消すようなことを考えれば、それよりましだ」と述べる。

シャルロッテンベルク・ヴィルマースドルフ地区の厚生問題担当参事のマルティナ・シュミートホーファー氏も「ワールドカップ 2000Sex(Zweitausendsex)の準備に入っており、次のように述べる。「オリンピックスタジウムの近辺で、できれば10万個コンドームを、売春の顧客の可能性のある男性たちに配りたいと思っている。スポンサーが見つかれば、男性たちは無料で予防手段を受け取れることになる。」

1998年のワールドカップのときフランスでは何かやったのだろうか、あまり記憶になり。いずれにしてもフランスからはドイツ人のこの行動はいろいろな点で考えられない。「鳥の巣箱」や「営業ボックス」の大きさが書いていないが、少なくとも横になるスペースはあるのだろうか。ケルンで体験した方は...なんて言ってももはてなで名乗りでてきて教えてくれる人はまずいなさそうだ。ドイツ語で6がsechsで、sexと発音が同じになるということがわかれば見出しのオヤジギャグが通じる。

売春といえば、 temjinus さんのところの id:temjinus:20050608, id:temjinus:20050609 のグリゼリディス・レアル追悼記事を是非読んでいただきたい。日本語ではここでしか読めないと思う。