2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

パリジャンは三面記事に強い

昨日、事故死から暴行連続殺人に捜査が発展していった少女の行方不明事件について書いた際に、主にニュース・ソースにしたのは、ル・モンドやAFP、事件のお膝元の地方紙 Les Dernières Nouvelles d'Alsace だった。地元紙を見たのは、三面記事についてはル・…

Les gens de voyage

PEREGRINATIONS DES JENIS (YENICHES) EN FRANCE AU XIXe SIECLE Par Alain REYNIERS - Ethnologue (Etudes Tsiganes N°2/91) Les Sintis et surtout les Jenis, etc, Etonnate histoire ... Les Gitans A la Camargue. La différence entre les Gitans, les…

籐細工師といわれる人々

temjinusさんの7月5日の紹介記事から アルザス地方の殺人事件三件の捜査の中心にピエール・ボダン ジュリ14歳、ジャンヌマリ11歳、エドヴィジュ38歳の損傷された死体は『気狂いピエロ』のキャンピングカーからそれほど遠くない場所でそれぞれ発見されている…

Voile : une bibliographie

Une bibliographie assez complète sur la question du voile trouvée sur un site internethttp://d.hatena.ne.jp/fenestrae/19010102

50年前のニュース−− 無許可結婚禁止の日本のオミー社

インドシナ戦争の終了、アルジェリア戦争の開始から50年ということか、50年前の回顧ニュースをフランスのメディアでよく見る。ル・モンドに50年前の映画ニュースへのビデオへのリンク。週代わりということだが気が付かなかった。今回のは1954年7月1〜7日のニ…

ヴェールの制限を求める側の論理

昨日のイスラム・ヴェールについての書き込みをしたあと、日本語での検索で、日本での報道、個人ホーム・ページ、ブロッグ類での受け止められかたをざっと見た。以前にも感じたが、差別とたたかいながら学校でのヴェール規制を求める側の論理や、そうした決…

共同体への引きこもり、(またまた)スカーフ

すでに5日の日記でtemjinusさんがポイントを紹介しているが、7月6日付けル・モンドは、ゲットー化していく都市郊外区域での共同体への閉鎖的回帰現象を具体的に報告した内務省の調査を一面トップで大きく伝え、社会面、社説もこの問題に割いている。日本でコ…

追記

上記の裁判について日本語でどのような情報があるか気になって検索中に、ル・モンド・ディプロマティークに発表されたドミニク・ヴィダル Dominique Vidal の文("Exception française", Le Monde diplomatique, février 2004 )の邦訳(「イスラムのスカーフ…

トルコでのイスラム・ヴェール制限、欧州人権裁判所の判断

7月1日付けのル・モンドの記事 欧州人権裁判所、イスラム・ヴェールに反対 La cour de Strasbourg hostile au foulard islamique LE MONDE | 30.06.04 | ARTICLE PARU DANS L'EDITION DU 01.07.04 は6月29日に欧州人権裁判所で出された判決を取りあげたもの…

ボーイングの逆襲はじまる?

7月3日付け(ペーパー版)ル・モンドの「企業」欄に大きく、ボーイング社再建のため去年12月にCEOに就任したストーンサイファー氏のインタビュー。 ボーイング社のCEO、エアバスへの公的補助金を問題にしたい意向Le PDG de Boeing veut discuter des subvent…

シラクのフランス - イヤミ爺? 栄光ある孤立? ならず者エレファント?

6月28、29日のイスタンブールでのNATO首脳会議で、トルコのEU加盟問題についてのブッシュ発言や、イラクの治安維持へのNATOの参加をめぐってブッシュとシラクの確執がまた表面化し、各紙に話題を提供した。 これまでの確執、現在のアメリカでのフランス、シ…

ル・モンドの日付け

この日記でル・モンドを引用するとき「○月×日付け(ペーパー版)」とか○月×日付けのネット版」のように書いているが、それには理由がある。 ル・モンドはパリだと午後に刷り上がったのが売り出されるが、それは翌日の日付をもっている。新聞が郵便配達でフラ…