文字化け −− おしえてくん

新しい編集画面になってから、アクサン付きの欧文特殊文字、特殊記号を入力すると、次回編集時から、その部分が数字文字参照に変換されますが、そのことによって次のような問題に遭遇しました。

・最初に現象として気づいたのは、左二重ギュメ « が 変換されずに « のように残ってしまうこと。
・その原因は、数値文字参照中の171にキーワードリンクがついていることと判明。これを防ぐにはキーワード指定を解除するために、はてな入力仕様にしたがって、171の前後を空のブラケットで囲めばよい(上やここ→ « で表示されているのはその処置を行ったことによる)。あるいはその部分だけ実体参照に書き直す→ «
・しかし、根本的な問題は残る。すなわち「3桁の数字がはてなキーワードに登録されていると、数値文字参照中の3桁数字が自動リンクされ、その数値文字参照が対応する特殊記号に変換して表示されない」という現象が一般的におきることになる。
・3桁数字がキーワードに登録されているばあい、それと同じ値をもつ数字文字参照中の3桁数字をひとつひとつ空ブラケットで囲むというのは煩雑。
・これを防ぐために、「数数値文字参照表現中ではキーワード自動リンクをしないというふるまいをデフォルトにしてほしい」。

以上のような改善要望を出したいのですが、どこに出したらいいのかわかりません。はてなアイディアでしょうか。はてなアイディアのところをざっと見ましたが違うような気がします。一種の仕様不具合報告に近いと思うのですが。どなたか教えてください。

斎藤さん依然として消息不明

13日の記事に、斎藤昭彦氏がイラクで人質になっている事件はフランスのマスコミではあまりフォローされていないと書いたが、今日のリベラシオンにわりとまとまった記事。

イラクで誘拐の「ソルジャー」サイトー依然として消息不明
Le Japon sans nouvelles du «soldat» Saito, disparu en Irak

Ancien légionnaire en France, Akihito Saito a été kidnappé le 8 mai.
Par Michel TEMMAN
mardi 17 mai 2005 (Liberation - 06:00)
Tokyo de notre correspondant

東京特派員によるもので、日本発の情報に多くを得ているので、日本の読者にとって目新しいものはない。マルセイユに自宅があることや、そのひととなりについての外人部隊の上官のコメントも短く紹介しているが、これもすでに日本で報道されたもの。

記事の最後のほうで、「日本人も今回の件でフランス外人部隊にいる同国人たちのことを発見したと」と述べて、この日本人外人部隊兵士の存在の事実に興味を寄せている。

La Légion étrangère a accueilli ces vingt dernières années toujours plus de Japonais, attirés par ce corps légendaire. «Nous comptons dans nos rangs entre 35 et 40 légionnaires d'origine nippone», assure-t-on à l'état-major d'Aubagne.

外人部隊に惹かれてやってきて、入隊を認められる日本人の数はこの20年、年ごとに増えている。「部隊には現在35人から40人の日本出身者がいる」と、オ−バーニュの司令部では明らかにする。

この人数は、個々人の散発的エピソードというより、もはや日本にとっても、人々が考えをめぐらせるべき社会的現象と言っていいのではないだろうか。

検索語頻度

アクセスレポートの検索語一覧というのを初めて見た。今年の1月から、現在までの頻度統計を見ると、この日記の一つのエントリー、ある一つの対象を目指してくるあるキーワードグループの頻度が群を抜いて多い。して、そのキーワード群は何かというと −−

カランブー、アドリアナ、アドリアナ・カランブー、スクレナリコヴァ、アドリアナ・スクレナリコヴァ

それらの頻度合計は、他のすべてのキーワードの頻度を足したものの数倍になる。

しかも、この日記は去年の11月14日から5月12日まで更新していなくて、いわばこの統計は資料体が固定された状態においての結果であり、すべての検索語にとって同一の条件だったといえる。

イスラムスカーフ問題とか、歴史修正主義に関するエントリーが、割りに外から言及され、前者には検索で辿りつく人も多いということは知っていたが、検索エンジンから見てこの日記最強のエントリーというのは別にあったことになる。そして、検索エンジンからのアクセスの総数の7割から8割をひとりで稼いだ、女神のようなアドリアナ・カランブーのこの記事、皮肉なことに、半年の休止前の最後の日に最後のエントリーとしてアップされたもの。それもちょっとした気まぐれで。

もしアクセス件数を増やすことに情熱があったり、アフィリエートにでも積極的に参加していたとすれば、これは大事な情報・教訓となるはずだが、トラック・バックやコメントは別として、アクセス件数、ページビュー件数は意識したことがなく、これからもたぶんないので、この日記ではあまり生かせそうにない。