クリントンのテレビ出演
France 2の日曜午後-夕の番組Vivement Dimanche(「日曜万歳」)で、司会のミシェル・ドリュケール Michel Drucker によるクリントン米元大統領のインタビューを放送。もともとは芸能人をゲストに呼ぶ番組で、司会のドリュケールも芸能関係のインタビュアー。この日の番組前半のゲストはミウ・ミウ。最近は政治家もゲストに呼ぶ(来る)ようになっている。これほどの大物は珍しいので見る。アメリカへの出張インタビューで、フランス語版も売り出し中の伝記(Ma Vie)のプロモーション。
お決まりの質問、モニカ・ルウィンスキーとの情事に関して、ドリュケールが「ヒステリックにこういうプライベートな問題を追求するアメリカ流はフランス人には理解できない」と水を向けるのに対し、「この件ででアメリカ人全体を判断しないでほしい。3分の2のアメリカ人がこの問題についても私の側についてくれた」とそつない回答。他に、
任期中に実現できず残念に思うことは?−「ルワンダの虐殺を食い止められなかったこと、ウサマ・ビンラディン、アフガニスタンのタリバンをせん滅できなかったこと、イスラエルとパレスチナの和平交渉をまとめられなかったこと(成立の間際まで来ていた)」
政治の表舞台に戻る気はあるか?−「政治家は一家に一人でたくさん」