米大統領選挙の投票終了を待ちながら
いずれにせよ、開票業務や予想される紛争の決着まで含めると長丁場になりそうだ。2000年のとき、投票日から12月の連邦最高裁の判決まで野次馬的にとことんつきあったのでひどいめにあった。今回は結果がどうでも zen を決め込むほうが賢そうだ。
ちなみに、ル・モンドのネットアンケート調査が面白い。後出しニュースにならないうちに、一つの記録として今のうちに。
まず、10月29日のネット版の投票アンケート。締め切り日が書いてないが10月31日まで投票できたと思う。投票数20790。
ジョージ・ブッシュとジョン・ケリーの対決で、あなたのポジションは
親ブッシュ 6.8 %
反ケリー 1 %
反ブッシュ 57 %
親ケリー 25.3 %
どちらでもない 8.4 %
意見なし 1.4 %
これに対し、11月1日の調査の勝敗予想では。
11月2日投票のアメリカ大統領選挙で勝ちそうだとあなたが思うのは
ブッシュ 46.6 %
ケリー 39.5 %
意見なし 3.9 %
こちらは投票数10497。
希望と現実的予測がはっきり乖離している。悪い結果に備えた防衛的ペシミズムといっていいのかもしれない。
政治家の態度についてレポートしたものも、だいたい上の世論に呼応している。極右以外は右も左ケリーの勝利に期待しながら、現実にはどちらの勝利にもそなえたシナリオを用意すると。