Firefoxのヨーロッパでのシェア
アクセス解析サービスの大手 Xiti が 同社のサイト XitiMonitor で Firefox のヨーロッパでの利用率についての最新の調査
傾向としては別に目新しいニュース価値のあるものではないが、この調査は国別によくまとまっている。同社のサービスを利用する商用サイトを7月17日日曜日に訪れた 30,690,812 件の解析結果によるという。
文章よりもグラフが雄弁なのでそのまま引用。
- ヨーロッパ内国別比較
- 世界地域別比較
日本はどうでしょうか?
- オフィス vs 家庭
レポートの最後のほうに、ヨーロッパでのオフィスと家庭からのアクセスの比較というのがあって、後者のほうがFirefoxの利用率が高いと述べられている。IPでそうそう判断できるわけでもあるまいに、どうやって調べたのかというと、1週間を通しての比較で、Firefoxによるアクセス率が日曜日が14.11%に対し、週日が12.68%という結果を利用している。比率がそのまま反映されるわけではないが、たしかに相関関係の高いファクターを介してして、定性的には妥当に導き出せる結論。
この種のデータはなるほど、アクセス解析の会社ががっちり持っているわけで、同社のレポートサイトには他にもいろいろな分析レポートが掲載されている。利用契約条項にこうしたレポートへのデータ利用許諾があるのだろうか。Xitiの有料サービスはなかなかいい料金をとっているが、集めたデータをマーケティングレポートとして利用できるとは2度おいしい話だ。なるほど。