北オセチア、死者200人以上。EUは説明を求める

ベスランの事件の結果についてEUはロシアに説明を求める
L'UE demande des explications à Moscou sur le bilan de Beslan

vendredi 03 septembre 2004 (Reuters - 23:50)

EUは金曜日ロシアに対し、悲惨な結末を迎えた北オセチア、ベスランの学校占拠人質事件の大量犠牲についての説明を求めた。

「世界中のすべての国がこうした悲劇を防ぐために協力し合わなければならない。しかしわれわれはまたロシア当局からこのような悲劇がどのようにして起きたのかについて聞きたいと思っている。」と、オランダのベルナルト・ボット外務大臣EU議長国の名で発表された声明の中で述べた。

インターファクス通信社は、北オセチアの保健省の責任者の談話として、人質犯と治安部隊の銃撃戦の結果の死者は200人以上という数字を挙げている。

EUの閣僚はこの事件のロシア政府の対処のしかたについては直接の批判は一切避け、住民とロシア政府への同情の意を表明している。

英国のジャック・ストロー外相は事件の結果は「テロリストたち」の責任に帰されるべきだとし、ロシア当局が救出作戦を尋常でないやりかたで遂行したのではという質問に対しては、回答を避けた。
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午後に行われた記者会見で、ボット外相は、決定が正しかったかどうかについて遠くから判断を下すことは困難だと強調した。
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